広告運用者が受験必須のGoogle広告テストって？

WEB広告の知識がほとんど無いまま、WEB広告業界に就職・転職した人は少なくないと思います。みなさん入社してすぐに、WEB広告の専門用語も覚えなければなりませんし、Excel関数を覚えなければなりません。レポートの作成やSNSでの情報収集を任されることもあります。
今回は、広告運用者になるにあたって必ず受験すべきGoogle広告テストをご紹介いたします。

Google広告テストとは

まず、Google広告テストとは、Googleのオンライントレーニングプログラム「Academy for Ads」で受験可能な、Google広告の認定資格を取得するためのテストです。これに合格すると、各サービスの理解度テストが受講できるようになります。さらにこのテストに合格すると、「Google広告の認定資格」を取得できます。
Google広告の認定資格とは、Google広告に関しての基礎および上級レベルの知識を持った個人に対してGoogleが授与するプロフェッショナルの認定資格です。この認定資格は、WEB広告専門知識を持っているとGoogleに認定されたことを意味します。
【参考】Google広告ヘルプ：Google広告の認定資格について

Google 広告の基礎

Google広告の基礎とは、Google広告の認定資格を取得するための第一段階です。WEB広告に関する専門用語、考え方などの基礎知識について問われます。

メリット

Google広告の基礎を勉強、受験することにより、以下のようなメリットを得ることができます。

• まずWEB広告についての基礎知識が身につく
• 特にGoogle広告について体系的に学ぶことができる
• 広告運用者として第一歩を踏み出せる

理解度テストの種類

Google広告の理解度テストは、下記のように、６つのカテゴリに分かれています。今回受験をお勧めしているのは表一番上のGoogle広告の基礎です。

Google広告の基礎テストの合格ラインは、正答率80パーセント。制限時間は90分です。
もし、不合格になった場合でも24時間後には再受験可能なので、しっかりと復習して、次のテストに備えましょう。
合格すると、上記各サービスの理解度テストが受験可能になります。

Google広告基礎の勉強方法

ただWEB広告についてやみくもに勉強してもなかなか合格しにくいかと思いますので、学習教材として以下をご紹介いたします。

Academy for Ads

Academy for Adsでは、テスト内容に沿った学習カリキュラムが作られています。上級・初級や、学習時間によって
それぞれのテーマについての詳細やイラスト、下図のように自分ならこの場合どうするか？といった、自分で考えて学ぶことができるコンテンツも用意されていています。
また、それぞれのテーマに関連する別テーマへのリンクも貼られているので、そちらも併せて学習すると理解が深まります。

【出典元】Academy for Ads：Create effective text ads

Google広告ヘルプ

Google広告ヘルプでは、テスト内容にかかわらず広告に関するすべての範囲の内容が記載されています。Academy for Adsで学習して、さらに詳しくGoogle広告ヘルプで内容を確認し、理解を深めるなどの使い方が良いと思います。
Academy for Adsは知識を蓄えるのに対して、Google広告ヘルプは実際に広告を運用する手順なども記載されているので、管理画面を触りながら学習を進めていくのもお勧めです。

試験合格後の注意

テスト合格、認定資格の有効期限は取得後一年です。毎年受けなければならない煩わしさがあるかも知れませんが、WEB広告業界における技術の進歩スピードはとても速く、毎年知識を更新していく必要があります。

まとめ

WEB広告業界に入社したら、まずGoogle広告の基礎理解度テストの合格を目標とすることをお勧めします。WEB広告の勉強し始めは、専門用語だらけで何がなんだか理解できないと思いますが、入社直後に基礎を固めることができれば、それ以降の業務の理解が深まります。
是非テストに合格し、広告運用者としての一歩を進めてください。