WEB担当者になったら読むべき入門書・メディアまとめ

WEBマーケティングの知識もほぼない中「あなたにWEBに関わることを全ておまかせします」と会社から言われてしまった方。

「興味はあるけどWEB担当者ってそもそも何をする人？」と思っている方。

そういった方にWEBマーケティングの大枠をつかみ、どんどん知識を吸収して”カッコイイWEBマーケター“になっていただくため、まず読んでおいてほしい入門書、困ったときに助けてくれるメディアをご紹介いたします。

おすすめの入門書
おすすめのブログメディア
1. ferret(フェレット)
2. 『chimpanzine(チンパンジン)』
まとめ

おすすめの入門書

マンガでわかるWebマーケティング改訂版 Webマーケッター瞳の挑戦！

本書は大手Webマーケティング会社・ネットデイズに勤務する入社して4年目のWebマーケティングコンサルタント・三立瞳（みたひとみ）が、初めて大手クライアントを1人で任され、社内外で失敗と苦悩を積み重ねて成長していく様子がマンガでわかりやすく描かれています。

マーケティング会社が抱えている企業の規模や業種はさまざま。WEB周りの知識だけでなく、クライアントの組織、商品・サービス、業務フローについても詳しく知っている必要があります。

あなたが企業のWEB担当者になったとき、本書に登場する大手クライアント側のWEB担当者・板井奈留（いたいなる）のように「この施策を提案されたけど本当に効果が出るの？」「社内決裁をとらないといけないから、納得できる予測や根拠がほしい」などいろいろな悩みを抱えるはず。

その際マーケティング会社がどのような施策を、何を根拠に提案してきているのかをきちんと理解しておく必要があります。本書はマーケティング会社・企業のWEB担当者両軸でしっかり描かれているので、これから自分の仕事がどのように進んでいくのかがケーススタディで学ぶことができます。

実際私も、入社当時WEBマーケティング自体が何かわからず困っていました。周りの皆さんも忙しそうで「こんな初歩的な質問できない……」と困っていたとき、本書を読んで仕事内容を理解しました。

マンガで描かれている分とてもイメージしやすく、サクサク読めます。

デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法

デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法(MarkeZine BOOKS)

本書は著者　西井敏恭（にしいとしやす）氏が自らのビジネス体験を元に、デジタルマーケティングを用いた新規顧客と継続顧客の育て方、デジタルコミュニケーションの基本を語っている本です。西井氏はオイシックスドット大地株式会社　執行役員、株式会社シンクロ代表取締役として現役でWEBマーケティングに関わるお仕事をされています。

本書中の文章はもちろんのこと、散りばめられている図がわかりやすいところがとても理解しやすい点。

カスタマーリレーションマーケティングを恋愛にたとえるなど、マーケティングに関わったことのない方でも自分に置き換えやすく書かれています。

最近流行のSNS広告についても媒体ごとに分けて書かれており、考え方に迷ったときに読み返しやすいです。また、社内でWEBができる人がいない、デジタルを社長が理解しておらず取り入れづらいなどの会社ごとの悩みにも、章を設けて回答しておられます。スラスラと読んでいける本ですが、読み終わった頃にはかなりWEBマーケティングについて知見が溜まっているはず。

ウェブの仕事力が上がる標準ガイドブック3 Webディレクション

ウェブの仕事力が上がる標準ガイドブック3 Webディレクション第3版 (ウェブの仕事力が上がる標準ガイドブック 3)

Web業界の第一線で活躍する著者たち14名が監修し、仕事に必要なWEBの知識を体系的に解説している一冊。インターネットビジネスの最新動向からWEBマーケティング用語、ツールの使用方法までとても網羅的にわかりやすく解説してあります。インターネットを用いて企業が信頼と価値を提供し続けるために必要なポイント、またそれを実現するプロジェクト推進者、マーケティング実務者双方の視点での知識が整理されています。

専門用語にもすべて注釈がついており、「これどういう意味だっけ？」というときにも索引を開けば大体載っている、WEBマーケターの辞書的な存在。

また、本書をガイドブックとした『Web検』という資格があります。WEBのリテラシーを高め、ビジネスパーソン間で共通言語化されることを目的に誕生したこの資格は、これからWEB担当者になられる方は取得しておいて損はないでしょう。

資格の詳細についてはhttps://webken.jpをご覧ください。