月間のアクティブユーザーが4500万人を超えたツイッター(Twitter)。本記事ではツイッター上に広告を掲載した際にどのようなターゲティングができるかを紹介します。
いつも、そして何年もの間、Twitterをご利用いただきありがとうございます。おかげさまで日本での月間利用者数が4500万を超えました。安心してサービスをご利用いただけますように、一層の努力を行います。引き続きのご指導、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。 pic.twitter.com/L96xQEnydU
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2017年10月26日
ツイッター広告とは
タイムラインを閲覧しているとフォローしていないユーザーの投稿が流れてきたことはありませんか?
リツイートでなく、左下に「プロモーション」と表記されていればそれはツイッター広告(プロモツイート)です。
ツイッター広告を利用すればフォローしていないユーザーにもツイートを表示させることが可能です。
ただし、闇雲に多くのユーザーにツイートを表示させるよりも、特定のターゲットに絞り込んで広告を表示させる方が効率的です。
そんなときにターゲティング機能を活用することで、見込み顧客に自社の商品やサービスの魅力を伝えることができます。
ツイッター広告のターゲティング
ツイッター広告ではさまざまなターゲティングオプションが用意されています。その中でも特にユニークな3つのターゲティング手法について紹介します。
キーワードターゲティング
ユーザーがツイッター上でツイートしたり、ツイッター内で検索したりした言葉に基づいてターゲティングします。ユーザーがツイートまたは検索行動をおこなってから7日間がターゲット対象になります。
・ツイート
実際にユーザーがタイムライン上に投稿したツイートに含まれる言葉に対して広告が表示されます。
たとえば”夏までに痩せたい” ”体重増えた”などのツイートをおこなったユーザーに対して、ダイエット食品の広告を表示させることができます。
・検索
ツイッター内で検索した言葉に対して広告が表示されます。
最近ではリアルタイムで知りたい情報はグーグル検索などを使わずツイッター内で検索するユーザーが増えており、”サッカー日本代表” “サッカーの試合結果”などの検索をおこなったユーザーに対して、サッカー関連商品の広告を表示させることができます。
フォロワーターゲティング
指定したツイッターアカウントのフォロワーと、フォロワーに類似したユーザーをターゲティングします。
フォロワーをターゲティングする際には、カテゴリごとにクラスタ分けをすることが重要です。たとえばアパレル商材をプロモーションする場合、以下のようなクラスタ分けができます。
・自社ブランドの競合他社
競合他社のアカウントを指定することで、競合他社の商品に興味を持っているユーザーに対して自社商品をアピールできます。
・インフルエンサー/モデル/芸能人
自社商品のファンがフォローしていそうなインフルエンサーやモデル、芸能人を指定します。
この場合、フォロワーの多いアカウントは必ずしも自社商品に関心を示しているユーザーばかりとは限らないため、注意が必要です。
・ファッション系情報メディア
自社商品のファンが集っていそうなブログやニュースサイトなどのメディアを指定します。
・ファッション以外の関連ブランド
別ジャンルの商材アカウントを指定します。たとえばファッション系以外にも、雑貨カテゴリ、美容カテゴリなどで自社商品に関心を示してしていそうな分野のアカウントがあれば、属性を重ねることができます。
テレビターゲティング
テレビターゲティングは特定のテレビ番組を指定して、番組の放送中や放送終了後にその番組に反応したユーザーに広告を表示することができます。
ユーザーのツイートした時間帯やツイート内容をツイッターが読み取り、指定のテレビ番組を視聴した可能性が高いと判断されたユーザーに広告が表示されます。
キーワードターゲティングとは異なり、指定したキーワードが含まれていない場合でも、テレビ番組に関連したツイートと判断された場合は広告が表示されるため、より簡易的に番組をターゲティングすることが可能です。
たとえば飲料メーカーが新商品発売のプロモーションを実施する場合、朝の情報番組をターゲティングすれば情報感度の高いユーザーにリーチすることができます。
狙ったターゲットに応じてクリエイティブを出し分ける
さまざまなターゲティングを活用しターゲットを絞り込んだら、それぞれのターゲットに応じた広告クリエイティブを用意することが大切です。
たとえばベビー用品のECサイトをプロモーションする際に、フォロワーターゲティングやキーワードターゲティングを利用し、以下のようにクラスタを分類したとします。
・子どもが産まれる前のユーザー
・小さな子どもがいるユーザー
この場合、クラスタによって以下のようにクリエイティブを用意し、それぞれのセグメントに広告を配信することでクリック率やコンバージョン率に大きく影響します。
まとめ
ツイッター広告では今回紹介したターゲティング方法以外にも、性別・年齢・地域・デバイスなどさまざまなターゲティングをかけ合わせ広告を配信することができます。また、ツイッター広告はリツイートやリプライなどの拡散要素もあるため、効果的に利用すれば多くの顧客にリーチさせることも可能です。
これからツイッター広告を始めたい方は、これらのツイッター広告ならではのターゲティングを活用し見込み顧客にアプローチしてみてください。