【WEB広告運用】初心者のためのステップアップ講座

その他
この記事は約6分で読めます。

広告運用をはじめて1~3か月
この時期は初めてのことが盛りだくさん。

  • 社内で飛び交う広告用語
  • 運用に必要な計算式を頭につめ込む
  • 管理画面をみても改善案が思いつかない

など。

ほかにも上司からいろんな指示が.. あぁ~

そんなパンクしそうなこの時期に読むべき3ステップアップ講座!
お役に立てればうれしい限りでございます。

第1ステップこれだけは絶対に抑えておくべき広告用語

今後、広告運用するために管理画面によく表示される用語を網羅することがベスト。
これらのデータの良し悪しや、数値の変動を確認することで適切な改善案と方法を見つけ出すことができます。

そのためにも、まずは用語を理解しないとですね!

表示回数(IMP)

広告が表示された回数

クリック数(Click)

広告がクリックされた回数

クリック率(CTR)

広告がクリックされた率、クリック数/インプレッション数

クリック単価(CPC)

1回のクリックでかかった広告費の平均単価

費用(COST)

使った広告費

コンバージョン(CV)

コンバージョンが測定された回数

コンバージョン単価(CPA)

1回のコンバージョンの費用、合計コスト/コンバージョン数

コンバージョン率(CPR)

コンバージョンされた率、コンバージョン数/クリック数

品質スコア(QS)

キーワードの品質、キーワードタブでの画面のみで表示可能

インプレッションシェア

実際に広告が表示された回数/表示される可能性があった回数

マッチタイプ

設定したキーワードと検索されたキーワードが
どの程度一致していれば広告が表示されるのかを5つから選ぶことができます。

“5つのマッチタイプについて”

1、完全一致
登録したキーワードと検索語句が、完全に一致する場合にのみ広告が表示

2、部分一致
登録したキーワードに関連性が高いと判断された検索語句に対して表示

3、フレーズ一致
登録したキーワードと同じ語順の検索語句(フレーズ)を含む場合に広告が表示

4、絞り込み部分一致
語順に関わらず、登録したキーワードが検索語句に含まれるものに対して広告が表示

5、除外キーワード
広告を表示したくないキーワードやコンテンツに対して広告が配信されないよう設定するキーワード

第2ステップ 各用語の数値をみて改善提案できるようになろう

ここも最初に頭に叩き込んで置くと、これからの改善提案がスムーズになります。
レポート作成中もこの数値がなぜ低くいのか、高いのかを数値遊びしながらすると
さらに勉強になります。

出世コースや独立コースの近道ですぞ。

4つの指標で改善方法をみつけよう

指標1 表示回数(IMP) 表示回数が低いときの改善方法について

表示回数には”需要での変動”と”インプレッションシェアの損失”の2つがあります。

1つ目の”需要での変動”はキーワードの認知度に関わってきます。

例えば

最高 占い師 森”という訳のわからないキーワードを完全一致で
広告を出したとき下記の数値だとします。

  • 表示回数:100
  • インプレションシェア:100%

この場合はキーワードの認知度が”低い”かつ”表示回数に限界”があると理解できます。

改善すべきはこのキーワードの認知度を改めて見直す必要があります。
“占い師”の完全一致で認知度が高いキーワードに切り替えることがベストですね!

2つ目、”インプレッションシェアの損失”は2つあります。

  1. 設定した一日の上限予算が不足して起こる損失
  2. 入札単価(広告ランク)が低い事で起こる損失

設定した一日の上限予算が不足して起こる損失
”という可愛いキーワードを完全一致で広告を出したとき下記の数値だとします。

  • 表示回数:100,000
  • インプレションシェア:50%

この場合はキーワードの認知度が”高い”かつ表示回数があと100,000は表示可能だったということがわかります。

あと50%表示される可能性があったのにも関わらず夕方ぐらいに予算オーバー。
そして夕方以降表示されなかった。

この改善策は1日の予算をあげると改善される可能性があります。

入札単価(広告ランク)が低い事で起こる損失
簡単にいうと””と検索した時に自社の広告表示順位が
他社よりも低いor低すぎてそもそも表示されないということです。

結果的に表示回数で損失が起こります。
この改善策は入札単価or広告ランクの見直しが必要ですね。

指標2 クリック率(CTR) クリック率が低い時の改善方法について

  • ユーザーが推したくなる広告文やバナーを作成する
  • ターゲットをより興味が高いに絞る
  • 入札単価を上げる

クリックしたいとユーザーに思わせる施策が重要になってきます。
紳士服を最短でほしい人に広告文を”1ヶ月予約待ち!”という広告文であれば無視ですよね。
また、広告配信先のターゲットを男女に指定し”紳士服”キーワードに広告を出しても女性は興味をひかれません。

指標3 クリック単価(CPC) クリック単価が高い時の改善方法について

  • 入札単価を下げる
  • クリック率上げる

これは上記の通り、入札を下げればクリック単価は下がる。
クリック率をあげればクリック単価も下ります。

指標4 コンバージョン率(CVR) コンバージョン率が低い時の改善方法について

  • 広告文やバナーをサイトやLPとの関連性を上げる

“りんご 高級”という広告があって、実際にサイトに行くと
365日80%OFFセール中とドカドカ謳っているサイト。

これではユーザーは高級感を感じとれず購入にも至りません。

第3ステップ 広告知識を深める土台をつくろう

広告知識を深めるには実践だけではなく、情報が常にキャッチできる状態にすることがベストです。
そのためにRSSリーダーをスマホにダウンロードしましょう!
RSSリーダーをダウンロードすると、わざわざお気に入りのサイトへアクセスしなくても更新情報や新着情報を常にチェックできることが可能になります。

▼登録すべきブログ一覧

MarkeZine(マーケジン)
https://markezine.jp/

アナグラムのブログ
https://anagrams.jp/blog/

【俺式】桜井茶人の備忘録
https://valword.jp/blog/

SEM従事者のためのコミュニティ|SEMカフェ
https://sem-cafe.jp/

リスティング戦略思考ブログ
http://sem-listing.xyz/

Mission Driven Brand
https://www.missiondrivenbrand.jp/Mission

また、ツイッターで上記のブログから個人をフォローする方法も良いです!
※ツイッターは生の情報が多いため

まとめ

広告用語を理解すること。そして用語の指標と因果関係を理解すること。
これが広告運用する上で基礎になり、基礎を怠ると運用はうまくいきません。

またWEB業界はスピードが早く最新の情報をキャッチする環境をつくることも重要です。
この基礎知識だけではなくブログやツイッターの最新情報を取り入れていかないと置いて行かれます。

初心者としてやるべきことは、基礎を完璧にしながらも最新の情報を取り入れる練習が必要。
これを継続し鍛錬すると運用の真の道が開かれるでしょう。。笑