採用には不可欠!誰でもわかるindeedの活用方法

ストラテジー
この記事は約5分で読めます。

この記事では、indeedの特徴、掲載方法、効果を上げるための方法を紹介しています。採用には欠かせないindeedを、うまく活用できるようになりましょう。

採用担当者であればIndeed(インディード)という言葉は一度は聞いたことがあるでしょう。
ただ、採用に関するサービスということはわかっていても、実際に何ができるのか、なぜ必要なのか、理解している人は少ないと思います。
そんな方のために、indeedとは何なのか、なぜ必要なのかを説明していきます。
導入から活用の方法をマスターすれば、貴社の採用により良い効果をもたらすかもしれません。

indeedとは

indeedの特徴

Indeedは、世の中の求人情報を集めた「求人特化型の検索エンジン」と言われています。
日本のユーザー数は月間約1000万人以上。世界では月間2億人以上が、indeedを使用して仕事を探しています。日本では2012年に、求人業界の最大手のリクルートホールディングスが買収したことが業界の中では大きなニュースとなりました。

求職者のメリット

Indeed上には、求人ポータルサイトや、ハローワーク求人、企業の採用ページ情報、人材派遣サービスの求人情報など、WEB上のあらゆる求人情報が集約されています。
求職者はindeedで検索するだけで、この膨大な求人情報にアクセスすることができます。
約8~9000件くらいの某求人ポータルサイトの掲載件数に比べて、indeedでは正社員求人80万件というところからも、扱う求人の件数が非常に多いことがわかります。
これまでいろいろな求人ポータルサイトや企業の採用ページを行き来して、情報を探していた方法と比べると求職者の手間は軽減される点はメリットと言えるでしょう。

掲載企業のメリット

これまで、求人ポータルサイトに高額の掲載料を支払って掲載をしていた企業も、求人ポータルサイトに頼らずとも、indeedに抽出される条件さえ整えて企業の採用ページを設けることで、indeed上で求職者の目に触れる機会を作ることができるようになりました。
また、indeedは「求人」「採用」関連のキーワードのSEOも非常に強く、「求人」「採用」に関わる検索時には、GoogleやYahoo!での検索結果で上位に表示されるようになっています。
これは、他の求人ポータルサイトのSEOをしのぐ強さを持つため、新規の求職者、つまり積極的に求人情報を探しているユーザー層との接触機会を獲得できるような仕組みになっています。

Googleの自然検索上位はindeedが独占

無料掲載枠と有料掲載枠の違い

無料掲載枠とは

その名の通り無料で掲載ができる求人枠です。費用が掛からないため、露出は有料枠よりも劣ります。
無料でindeedに掲載する方法は2つで、1つはindeedのクローリングに対応するページを作成すること、もう1つは、簡易的な求人情報を直接投稿する方法です。採用ページの情報を吸い上げるのではなく、直接indeedに投稿する方法で、テキストのみの形式となります。

有料掲載枠とは

GoogleやYahoo!のリスティング広告のように、indeed内での検索キーワードに応じて、検索結果画面に表示されます。クリック課金制で、広告がクリックされた際に課金されます。
GoogleやYahoo!はキーワードに対して入札するのに対し、indeedでは案件そのものに入札するという仕組みとなっており、入札に応じて露出の度合いが変化します。

有料掲載枠における露出度は高い

indeedに掲載するための準備

自社求人サイト内にIndeed仕様のページを作成する

Indeedは一定基準を満たすWEBページを求人情報と認識し、掲載します。
そのため、自社採用ページをクローリングさせてIndeedに求人情報を掲載する場合は、以下に記載する基準を満たす必要があります。

  • 常時6件以上の求人情報が掲載されている(有料掲載の場合は6件以下でも可)
  • 1つの求人情報には職種、勤務地、仕事内容がすべてそろっている/li>
  • 1求人につき1職種名がわかりやすく掲載されている
  • 仕事内容の詳細が記載されており、詳細を確認するためにユーザー登録を要求しない+求人に応募するための課金がない
  • 勤務地が明記されている
  • それぞれの求人に対して別々のURLが割り振られている
  • 各求人ページに応募方法が記載されている
  • 求人情報がhtml形式である(PDFやWord文書は不可)
  • 在宅勤務の求人情報を含まない
  • モバイルで表示する際は、モバイル最適化(リダイレクト設定やレスポンシブル対応etc)がおこなわれている

Indeedに直接投稿してページを作成する

自社採用ページがない場合の、Indeedに直接投稿してページを作成する方法です。indeed上で下記のステップを踏むことで可能です。

  • アカウント情報を登録する
  • 募集する基本情報を登録する
  • 応募者のアクセス情報を登録する
  • 求人情報を登録する
  • 応募時の質問事項(応募フォーム)を登録する
  • 掲載枠を有料版にするか無料版にするかを選ぶ

indeedで効果を上げるための方法

広告運用における効果的なポイント

まず大事なのは、検索されやすいキーワードを原稿内に盛り込むことです。
人気キーワードを自然な形で原稿内に盛り込むことで、該当のキーワードで検索されたときにヒットし、案件として表示される可能性が高まるため、新規ユーザーの目に触れる機会が増加します。

また、貴社の人気の職種の求人情報に、「その他の求人情報」のような形で、別の職種の求人情報へのリンクを設置することもお勧めします。
検索数の少ないような職種は、閲覧される機会も少ないため、人気の職種を起点として、そのページの閲覧者に訴求することで、求人を見てもらえる機会を増加させる方法も一つの手段です。

求人アナリティクスの活用

求人アナリティクスという機能をご存知でしょうか。
この機能は、Indeedに出稿している企業であれば誰でも使用でき、出稿している求人情報の傾向を閲覧することができます。
職種ランキングでは、求人ごとにどれくらいのクリック数があるか確認できます。
検索キーワードのデータを参考に、求人情報内のテキストを編集することで、求職者の検索時の反応の改善を行うことができるでしょう。

求人アナリティクスではクリック数や検索キーワードのランキングを閲覧できる

まとめ

Indeedの基本的な部分から活用法までご説明させていただきましたが、実際に使ってみる実感は湧いてきたでしょうか。今までの求人ポータルサイトになじみの深い方は、運用型のindeedをすぐに導入するのには抵抗があるかもしれません。

しかし、これからの採用には欠かせないものだということは理解いただけたはずです。
まずは無料の掲載でテストしながら、目的に応じて活用の幅を広げていくことをお勧めします。